サブミッタルで苦労する会社にある1つの特徴

from:MAEMORI

北谷のスタバより

米軍プロジェクトを無事落札できたら、次にあなたを待っているのは、パス申請や、工事着工申請など

許可申請の嵐と、膨大なサブミッタルの波があなたを待つことになる。

サブミッタルとは、米軍プロジェクトを始める際、工事や作業に使う材料の使用承認、作業プロセスを詳細に記した

施工管理計画書や作業管理計画書、安全に関する安全管理計画書、作業進行中や、設置した機械類などの作動検査、

プロジェクト作業をする作業員の資格証等の書類提出プロセスのことだ。

で、このサブミッタルが承認されなければ、あなたの会社は材料を調達することもできないし、作業やプロジェクトに必要な工事を始めることができない。

つまるところあなたがとったプロジェクトが前に進まず、プロジェクトの工期もずれこむことになる。

でこのサブミッタルがうまく行かない会社には共通したたった1つの特徴がある

サブミッタルがうまく行かない会社の特徴とは

仕様書を読み込んでいない

仕様書とはプロジェクトで必要な材料の規格や作業内容を記したプロジェクトを進めるために必要な

教科書のようなものだ。この仕様書に従った規格の材料をそろえなければ、材料承認も下りないし、海外資材を強いれる必要がある場合は、承認が遅れる分材料の発注や海外物流のタイムロスが発生して納期が遅れてしまう。

そしてアメリカ規格の代替品を使用する場合、使用する材料や機材の代替品としてその材料の代替品の使用許可を得るためのリクエストをしなかったりするとDisapprove(不承認)になる場合が当たりするので要注意だ。

かつて僕が担当したプロジェクトでは、舗装用のコンクリートの配合計画書を何度も書き直した経験がある。

そして承認までこぎつけるに配合計画書を書き直した回数は11回だ‼

こういうことはプロジェクト規模が大きいほど承認プロセスのハードルは高くなる。

また施工管理計画書の一環として品質管理計画書や環境保護計画書、事故防止計画書の提出が求められるし、

施工する作業によっては施工プロセスの技術提案書の転出も求められるのでとにかく膨大な書類作成の嵐があなたの会社を翻弄することになる。

また書類提出してから承認返答がもらえるまで1-2っ週間ほどかかることを考慮し、早め早めの提出をしなければ作業は先へと進まない。

ざっと提出が求められるアイテムも50は下らないことが多い。

サブミッタルのプロセスで足をすくわれないためにもしっかりと仕様書を精読し、仕様書記載の基準に合った材料や、計画書を作成していこう。

P.S:米軍プロジェクトの実務に関わった経験者のアドバイスはとても有効だ。米軍プロジェクトになれている

経験者でもこのプロセスで足を止められることはよくある。サブミッタルプロセスであなたが問題を抱えているのであればここから無料でアドバイスを聞くことができる。

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